記事詳細

不適切な真実。【第5章 発信するクリエイターはダサいのか?】

関谷拓巳

アネーロ関谷と申します。

今回は、クリエイターの発信事情について、私の考えをお伝えしていきます。

 

発信って、やっぱり“しゃばい”のでしょうか?

「発信ばっかしてると…ダサいぞ」

ある日、信頼している先輩からそんな言葉をいただきました。僕がWEB上やセミナーなどで、仕事のことや考えていることを発信していることについての話です。このコラムもその一つですね。

「なにも言わないのにいいものつくってるクリエイターが、一番かっこいい」 「発信するにしても、もっとやり方あるんじゃない?」 「後輩が『あの人って、しゃばい感じですか?(=本当は大したことないのに、いかにもすごそうに見せている)』って言ってるヤツがいたぞ」 「『あの人は寡黙でいいものを作ってる人だと思ってたのに、連載はじめて幻滅した』って言われてた」

やんわりとした口調でしたが、正直少しグサッときました。どんな内容であれ叱られるのは落ち込むものです。陰口を叩かれていたことを伝えられるのも辛いものです(誰だよ、そいつ)。

ただ僕自身、どこかでずっと思っていました。 「自分はまだまだなのに、発信していいのか」 「自分一人でできることなんてほとんどない。人に助けてもらってばかりなのに」 「発信ばかりしているだけの人は、ダサいな」と。

いいものをつくっていないのに、発信だけが先に目立っている。そんなふうに見えてしまうときがあるのも事実だと思います。

それに、僕自身が他人だったら、WEBで見る「アネーロ関谷」という人物をちょっとキモいと思うかもしれません。名前も見た目もハッシュタグも全部キモいなと感じる気がします。(陰口叩いていた後輩の気持ちもわかる)

 

※さて、ここから先の言い訳記事は会員限定公開です。今回の記事はパワハラ要素は少ないの語気が荒くなりません。

この記事は
ADBOXプラン会員限定コンテンツです。
残り3,839文字

会員登録またはログインすると、続きをお読みいただけます

おすすめ記事