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不適切な真実。【最終章 活躍しているクリエイターは長い時間働いている説】

関谷拓巳

「働き方改革」という言葉が、世の中に定着しました。
定時退社、ワークライフバランス、健康第一。
その通りだと思います。健康が一番大事。

ただ、広告の現場にいると、正直こう思うことがあります。
——活躍しているクリエイター、めちゃくちゃ働いてないか?

もちろん、全員がそうだとは思いません。短い時間働いて、余暇を楽しんでいる方がたくさんいてほしいと思っています。
でも、自分が見てきた限り、やっぱり目立っている人たちは、教科書通りには動いていないように思います。

ちなみに僕自身は、徹夜できるタイプではありません。

土日はちゃんと休みたいと思っているし、遅くまで働いていると、普通に心が折れるタイプです。

2日間で企画するヤングカンヌの時ですら6時間は寝ていました。

 

だから、業界に入った当初、「徹夜してでもいいアイデアを考える!」みたいな空気に馴染めず(当時ですらほとんどいませんでしたが)、正直この仕事に向いていないんじゃないかと悩んだこともありました。

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