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広告賞奮闘tips
田原あすか
電通でコピーライターをしている田原あすかと申します。
2019年入社で、現在、5年目になります。
「新人コピーライターの勉強法的な講義」というテーマで、広告クリエイティブ界隈の若手or学生の方向けに、過去にadboxでお話させていただいた内容をベースに6回ほど、記事を投稿させていただくことになりました。
第4回のテーマは
「広告賞奮闘tips」です。
ちなみに、今回お話しする広告賞は、若手らしく
「公募型の広告賞」のお話がメインになります。
第1回「置かれたところで咲く」編でも
少しお話ししましたが
「こいつ何ができるねん」状態の新人にとって
広告賞を獲ることは
大いなる「できる子です」アピールチャンスとなります。
すると、先輩が何らかの仕事にアサインする新人を探す際などに
「ん〜新人、あんまり知らんけど…あ、この子、この前賞とってたし声をかけてみようかな」
…というように。
広告賞の実績が理由で、声がかかったり、仕事にアサインしてもらえることが
けっこう、いや、かなり、あると思います。
ちなみに、私が今、
このようにスーパーお先輩方が集まるadboxで
このような恐縮記事を書かせていただいているのも、西島さんが審査員をされている
新聞広告のコンペ「クリエイティブ・アド」を2回受賞したことがきっかけであると思います。
今回は「公募型の賞」の話が主となっておりますが、
もちろん、TCC賞など、メジャーなものが狙えればより良いと思います。
しかし、新人がクライアント作業で賞を獲るとなると…
- 先輩含めた社内のブレストで勝ち抜く
↓
- クライアントからご採用いただく
↓
- 企画の強さが損なわれないまま、ちゃんと形になって世に出る
↓
賞を獲る
というスーパー厳しいステップ×3が必要になってきます。
でもそれが公募の賞の場合だと…
- チーム内でブレストを頑張る
↓
賞を獲る
そもそも賞を取れるようなアイデアを出すのが
ものすごく大変なのはさておき…。
公募の賞は新人にとっては
普段の仕事以上に、実績を作り、
自分の存在を知ってもらえる大チャンスなのです。
なので、今回は私が
公募型の広告賞にトライする際、良い効果を生んだtipsを
いくつかご紹介したいと思います。
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