記事詳細

クリエイティブって奥が深い。 ターゲットの理解編

広告クリエイティブ学べます

こんにちは。「クリエイティブって奥が深い。」の第二弾、よろしくお願いします!

 

改めまして、広告事例を用いてクリエイティブの戦略・テクニック・デザインなどの解説を行っているXのアカウント「広告クリエイティブ学べます(@manaberu_ad)」を運営しております、川畑風雅・白戸拓野と申します。

 

世の中の広告は、必ずつくった人が存在し、裏側では、"なんのためにやる?・ターゲットは?・何を伝える?どんな風に?"など、多くの議論がなされているケースが多いです。

 

これらの"なぜ、誰に・何を・どう伝えるか"を組み立てる思考を、"クリエイティブ戦略思考"と呼ばせていただきます。

 

こちらのコラム「クリエイティブって奥が深い。」では、この"クリエイティブ戦略思考"を強くしていただくことを目標に、綴っています。

 

応用がきく考え方ですので、マーケティングに関わるときに限らず、経営・セールス・採用など、様々なビジネスシーンでご活用いただけますと幸いです。

 

さて、今回の内容は「ターゲットの理解編」となります。

前回の「ファネルの理解編」の続き、重なる部分はあるものの、さらに一歩踏み込んだ内容となっております。

 

ぜひ、最後までお付き合いください。

 

【序章】~ターゲットの理解編~

 

では早速、第二回の「ターゲットの理解編」について執筆していければと思います。

この章では、「ターゲット理解の重要性」について、お話します。

 

 

早速、皆さまに問いかけてみたいと思います。

「ターゲット理解」は、なぜ重要か?

 

これには、様々な回答があるかと思いますが

我々の見解としては、こうです。

 

「WHAT」の解像度があがり、“成果の出るクリエイティブ”を制作することができるから

 

大前提となりますが

マーケティングにおいて、「WHO」「WHAT」「HOW」の考え方は非常に重要です。

※「誰に」「何を」「どのように」売るのか

                                                 

クリエイティブも同様で、「WHO」が定まらない限り

“何を訴求すべきか・どんな訴求をすべきか”(WHAT)が整理されません。

そうなると、独りよがりなクリエイティブができあがり、中々成果の出づらい状況に陥ってしまいます。

 

だからこそ、「WHO」の理解を深め、「何を訴求すべきか」の解像度が高めることが

非常に重要となってきます。

 

これができれば、「WHO」「WHAT」に一貫性を持たせることができるため、成果に繋がりやすいクリエイティブを制作することができるようになります。

 

さて、ここまでが序章となりますが、いかがでしたでしょうか。

何となく、「ターゲット理解の重要性」についてご理解いただけたかと思います。

 

次の章では、「どのようにターゲット理解」を深めていくかを整理していきます。

 

~ターゲット理解の深め方~

 

この章では、「ターゲット理解の深め方」について解説していきます。

解説の全体像は、下記となります。

 

1.  商品・サービスの“価値”を整理

2.  その“価値”に、「どんな人が、魅力に感じるのか」を整理

3.  ファネルごとにターゲットを整理

 

この順番で思考していくことで、よりターゲットの解像度を高めていくことができ

「誰に」「何を」訴求すべきかを整理することができます。

 

今回は、よりわかりやすく伝えらえるように

不動産投資サービスである「RENOSY」(リノシー)の事例を参考にしながら解説いたします。

 

1. 商品・サービスの"価値"を整理

この記事は
ADBOXプラン会員限定コンテンツです。
残り3,355文字

会員登録またはログインすると、続きをお読みいただけます

おすすめ記事