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クリエイティブって奥が深い。 競合のリサーチ編

広告クリエイティブ学べます

こんにちは。「クリエイティブって奥が深い。」シリーズの第三弾になります、よろしくお願いします!

 

事例を用いてクリエイティブの戦略・テクニック・デザインなどの解説を行っているXのアカウント「広告クリエイティブ学べます(@manaberu_ad)」を運営しております、川畑風雅・白戸拓野と申します。

 

世の中の広告は、必ずつくった人が存在し、裏側では、"なんのためにやる?・ターゲットは?・何を伝える?どんな風に?"など、多くの議論がなされているケースが多く、これらの"なぜ、誰に・何を・どう伝えるか"を組み立てる思考を、ここでは"クリエイティブ戦略思考"と呼ばせていただきます。

 

こちらのコラム「クリエイティブって奥が深い。」では、この"クリエイティブ戦略思考"を強くしていただくことを目標に、綴っています。

 

応用がきく考え方ですので、マーケティングに関わるときに限らず、経営・セールス・採用など、様々なビジネスシーンでご活用いただけますと幸いです。

 

さて、今回の内容は「競合のリサーチ編」となります。

 

第一回・第二回の「ファネルの理解編」「ターゲットの理解編」では、自ら正しいクリエイティブ戦略を導くためのコアな考え方を書きましたが、今回は、他社の広告から、ヒントを得るアプローチについて、解説していきます。

 

ぜひ、最後までお付き合いください。

 

Vol. 3 ~競合のリサーチ編~

 

執筆していくテーマ「競合のリサーチ」ですが、なんとなく"競合や他社の広告やLPをリサーチすると良い"と考えている人は多いかと思います。

 

そもそも、競合や他社のクリエイティブをリサーチする理由はなんでしょうか?

最大の理由は、「自分(担当サービスのチーム)から出せるアイディアの限界を超えるため」となります。

 

どんなに優秀で経験豊富なクリエイティブディレクター・プランナーであっても、自分のアイディアだけから案をひねり出していては、どうしても視野が狭まってしまうものです。

 

今回の記事では、下記の順番で、競合や他社からヒントを得て、実際にどう活かしていくかまで解説して参ります。

 

①【手法紹介】リサーチができるサイトや媒体

②【考え方】どんな部分に目をつけて、活かしていくのか

 

この記事を読んで、ぜひ「競合リサーチマスター」になりましょう!(笑)

 

①【手法紹介】リサーチができるサイトや媒体

 

まずは、リサーチを行う方法について、解説していきます。

最初に使うべきツールとしては、Meta公式が提供しているツール「Meta広告ライブラリ」になります。

 

Meta広告ライブラリ

 

こちらは、Meta広告(Facebook・Instagram)に出稿されている全広告を確認できる無料ツールになります。

 

使い方としては、マークしている他社のFacebookページ名で検索し、1社のクリエイティブを確認する方法や、キャプチャのように「転職」などと検索し、関連する広告を企業の縛りなく閲覧する方法がございます。こちらはケースに合わせて、使い分けてください。

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