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クリエイティブって奥が深い。 カスタマージャーニー理解編

広告クリエイティブ学べます

こんにちは。「クリエイティブって奥が深い。」の第六弾、よろしくお願いします!

 

改めまして、広告事例を用いてクリエイティブの戦略・テクニック・デザインなどの解説を行っているXのアカウント「広告クリエイティブ学べます(@manaberu_ad)」を運営しております、川畑風雅・白戸拓野と申します。

 

世の中の広告は、必ずつくった人が存在し、裏側では、"なんのためにやる?・ターゲットは?・何を伝える?どんな風に?"など、多くの議論がなされているケースが多いです。

 

これらの"なぜ、誰に・何を・どう伝えるか"を組み立てる思考を、"クリエイティブ戦略思考"と呼ばせていただきます。

 

こちらのコラム「クリエイティブって奥が深い。」では、この"クリエイティブ戦略思考"を強くしていただくことを目標に、綴っています。

 

応用がきく考え方ですので、マーケティングに関わるときに限らず、経営・セールス・採用など、様々なビジネスシーンでご活用いただけますと幸いです。

 

さて、今回の内容は「カスタマージャーニー理解編」となります。

少し難しい内容かもしれませんが、成果改善の観点では非常に重要な考え方になりますので

ぜひ、最後までお付き合いください。

 

 

【カスタマージャーニーとは】

 

カスタマージャーニーとは、ユーザーが「製品やサービス出会い、利用・継続する」までの

一連のプロセスを時系列で可視化した図のことです。

 

▼カスタマージャーニーのイメージ

 

 

このマップは、顧客の体験を「旅」にたとえ、

各段階での心理や行動、触れる情報(タッチポイント)を整理し、理解するために用いられます。

 

一方で、あまり活用されていませんが

マーケティングにおける「WHO」「WHAT」を整理する上でも

非常に有効なフレームワークとなっています。

 

以前からもお伝えしているように

マーケティング活動においては、「WHO」「WHAT」「HOW」を整理することは非常に重要です。

 

そのため、今回はカスタマージャーニーを活用した

「WHO」「WHAT」の整理方法についてご紹介していきます。

 

【広告運用におけるカスタマージャーニーの重要性】

 

■前提

 

前述でも記載通り、カスタマージャーニーは

タッチポイントを探す際に、利用されるケースが多いです。

 

そのため、実際にSNS広告運用などに携わる

「クリエイティブディレクター」「デザイナー」「広告運用者」の方たちは

あまりカスタマージャーニーを重要視していないケースが多いのではないでしょうか。

 

しかし、広告運用業務においても

カスタマージャーニーの整理は非常に重要だと言えます。

 

その理由を、下記にて解説していきます。

 

■重要性

 

○「WHO」「WHAT」と、「目的」が明確になる

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