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コピーライター分類してみた 〜⑥革新系について〜
井手康喬
半年間に渡って連載させていただいたこのコラムも、ついに最終回となりました。
そもそもこのコラム『コピーライター分類してみた』は、着想こそ某大人気バトルマンガからインスパイアをもらったものでしたが、その目的として、コピーライターを目指す/コピーライターとしての方向性に悩む方に、今後の自分らしさの指針となるようなヒントになることを掲げていました。
さらに言えば、僕自身の16年に及ぶコピーライター経験を振り返りながら、その仕事の内容を体系的に解説していく作業でもありました。
そのまとめ、とも言えます。
6回目となる今回は「革新系コピーライター」についてです。
【革新系】
コピーライターの技術や職能を新しい分野で創造的に応用し、今までにない価値を生み出せる人。
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これが、最初のコラムで書いた「革新系」の定義でした。そしてその後、以下のように続けました。
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「革新系」。これは具体的に定義できません。とにかく、コピーライター出身で、言葉の力を使ってそれまでになかったものを発明してしまう人がいます。会社をつくったり、新しいサービスやシステム、エンターテインメントをつくったり、全く別の業態で大成功したり、タレントになったりしてしまう人たちです。
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要するに、一般的なコピーライターという定義では括れなくなった人たち、ボーダーを超えた先の価値を生み出す人たちのことです。
彼らは、彼らの仕事は「ふつうのコピーライター」とどう違うのか。
そして逆に、「コピーライターという背景を持たないその分野の人」とはどう違うのか。
そのあたりについて考えていきたいと思います。
具体的に、誰?
革新系と思われる「元コピーライター」の方、もしくは、「現在もコピーライターのお仕事をされているけど別の分野でご活躍されている方」を具体的に挙げていきます。
井手個人の主観的なセレクトとイメージ、という前提でお願いします。
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