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ビジネスプロデューサー鬼十則:⑤「代理店だろ。舐められるな」⑥「人と人をつなげる」

田中陽樹
ビジネスプロデューサー鬼十則
ADBOXでビジネスプロデューサー初の連載を執筆させていただいております。
気を張らずに正直に、大好きな鬼十則形式で毎話2個ずつマイルールを書いていくという連載です。
前回は③「小さな約束こそ守れ」④「良い人であれ」でした。
今回も2つご紹介していきます。
その前に、今回の話に登場する人物を先にご紹介します
僕が立ち上げたCMI社は、設立する時に吉野家 現役CMO最高マーケティング責任者の田中安人さんに顧問として参画していただきました。ファミリーマートの足立CMO同様に、僕にとって大きな影響を与えってくださった一人です。
※設立プレスリリースの写真。右が田中安人さん。
スクールウォーズの題材になったことで不良校として有名になった京都の伏見ご出身で、ラグビー界のレジェンド平尾誠二さんからラグビーを教わったことをきっかけにラグビーにのめり込み、帝京大学ラグビー部に進学・卒業後に、新卒入社したヤオハンが倒産したため広告会社を立ち上げて独立。飛び込みで企画提案した吉野家グループのはなまるうどんで評価され、今では吉野家CMOを8年も務めているという、漫画のような経歴の持ち主です。
マーケティング業界では知らない人はいない有名人で、ほかの事業会社のマーケティング担当者からの相談も親身になって聞いてくださる熱い人です。
前職のGOにいたときに知り合ってから、田中安人さんはいつも僕のことを気にかけてくれ、CMインハウスを立ち上げた時も「CMインハウスはTVCMを透明化する素晴らしい仕組みだから、他の会社の宣伝担当にも紹介するよ」と言って、まるで自分のことかのように多くの企業に魅力を熱弁してくれました。
その流れで田中安人さんに会社経営全体の相談もしたいと思い、立ち上げ早々にCMI社の顧問になっていただきました。月1回の定例ミーティングは、「安人さんにしょぼい業務報告をするまい」という緊張感を与えてくれるものでした。
その後、「吉野家として田中陽樹に仕事を色々と相談できる関係にしたい」と言って1年間で顧問契約を自ら終了し、現在はクライアントとして仕事をご一緒させていただいています。
そんな田中安人さんですが、
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